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畳って嫌われもの?

家でごろごろするならやはり畳の上が一番です。
とても落ち着くので畳は大好きです。

でも、賃貸のお部屋において畳といえば、退去時のことを考えるとそうも言ってられないようです。

多くの賃貸借契約書において、退去時の「畳の表替え」、「ハウスクリーニング(室内清掃)」費用については、
賃借人の負担となっているのもがほとんどです。

2LDKのお部屋ですと、和室(6畳)が1部屋あることが多いです。
この広さのお部屋だと、おおよそハウスクリーニング(室内清掃)費用は25,000円から35,000円くらいです。
一方、畳の表替え費用が1畳あたり、3,500円から6,000円くらいです。

多くの賃貸借契約書の内容からすると、少なく見積もっても畳の表替え費用とハウスクリーニング(室内清掃)費用の合計で46,000円となります。

以前、退去立会いに行った案件でこんなことがありました。
敷金70,000円。契約上退去時の畳の表替え費用とハウスクリーニング費用は賃借人負担という内容のものでした。
お部屋は和室が2部屋(6畳×2部屋)がありました。

いざ、退去精算書を見積もってもらうと、ハウスクリーニング費用=35,000円、畳の表替え費用=55,000円の合計90,000円。
当該費用だけで既に敷金額(70,000円)を超えています。この内容に依頼人は驚いていました。

原状回復の観点からいえば、畳のお部屋があるとその費用が高くなる傾向があります。
ある管理会社の方が言っていました。畳があると原状回復費用が高くなりやすいので、最近では、リフォームをして和室をなくして洋室にするとのことです。

もしかすると、今後、賃貸借物件で和室がなくなってしまうかもしれません。

特定行政書士・敷金診断士 相武