後々後悔したくない方へ 失敗しない専門家選び

賃貸物件に住むことは一般的なことです。したがって、賃貸物件の退去に伴う原状回復に関する問題は身近な問題であるといえます。でも、ほとんどの方が専門家に依頼せずに退去手続きを済ませてきたと思います。その結果、敷金がほとんど返還されない。あるいは敷金以上に費用を請求されたという苦い経験を味わった方が多いはずです。そこで、また同じような苦い経験をしたくないと専門家に依頼しようと考えても、専門家を選ぶ基準がわからない方がほとんどだと思います。そこで、専門家を選ぶ基準は以下のとおりです。ぜひ、参考にしてください。

失敗例
(よく選ばずに決めてしまった場合)
成功例
(よく選んで決めた場合)
電話・メール対応 電話やメールの無料相談がない。 電話やメールの無料相談がある。さらに、対応日時(土曜日や日曜日・祝日の対応がある)に幅があって利用しやすい。
申込み前の相談 抽象的な回答しかしてくれず、問題解決への見通しも示してくれないので、さらに悩みが深まってしまう。申し込みをしないと問題解決ができないような対応をしてくる。 申し込みをするかどうかに関係なく、問題解決への見通しを示してくれる。この場合、選択肢が複数考えられる場合、それぞれのメリット、デメリットをについて説明してくれる。
申し込み後の対応 相談等は受け付けてくれるが、依頼者が不安に思っているので、事前に退去前の部屋をチェックして欲しいと思っていても、不安解消に向けての対応をしてくれない。 依頼者が不安に感じている場合に、実際に退去前の部屋の状況をチェックするなどして、依頼者の不安解消につながるように対応する。
担当者 相談等すべての対応が遅い。相談や質問の回答が、いつも曖昧で何かすっきりしない対応をされてしまう。 相談等すべての対応が早い。相談や質問の回答が明確で、わかりにくい法律用語は極力使うことなく、わかりやすい言葉で説明してくれる。

敷金返還専門行政書士選びの必須チェックポイント

対応の良さがポイント
  • 生活状況によっては急な引越しをする可能性があります。そこで、状況に合わせて柔軟に対応(土日祝の営業時間、時間外の対応など)をしてくれることがポイントとなります。
  • 退去立会いを行わない専門家も多いので、立会いに応じてくれることもポイントとなります。
専門性のチェックをすること
  • 今までの実績や具体的な事案について質問してみる。
  • 敷金返還を専門で行っている行政書士はあまりいません。そこで、例えば、賃借人が原状回復義務を負う場合はどのような場合なのかを質問してみる。
相談のしやすさがポイント
  • 少しでも不安や疑問を感じているのなら、まずは専門家に相談することが重要です。
  • 気軽に相談しやすいように無料相談を行っていることはポイントとなります。